2025年– date –
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『朱子学と陽明学』書評 – 3度目の正直で見えてきた東洋思想の真髄【徹底再読記】
基本情報 📚 タイトル:『朱子学と陽明学』著者:小島毅出版社:筑摩書房(筑摩eブックス)出版年:2015年ジャンル:東洋思想史・哲学 なぜ今、この本を読み返したのか 🤔 実は恥ずかしい話なんです。 この本、過去に2度も読んでいるんですよ。 キンドルで購... -
【書評】平安時代最大の危機を元教師がゆる〜く解説!『刀伊の入寇』📚
📖 基本情報 項目内容タイトル刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機著者関幸彦出版社中央公論新社出版年2021年8月ジャンル日本古代世史・軍事史 こんにちは!元社会科教師の、なおじです 😊 2024年に放送された大河ドラマ「光る君へ」、ご覧になりましたか?... -
🎯 大名行列の起源は村上義清の「車懸り」?まさか戦国必殺技が優雅な行列の正体だった!
元社会科教師で旅好きのなおじです。 次の旅先を考えていた時、ふと村上義清の名前が頭に浮かんだんですよね。 「そうだ、義清が最後を過ごした根知城に行ってみよう」と旅の計画を立てながら、昔読んだ本のことを思い出しました。 「確か村上義清の車がか... -
📚 元社会科教師なおじが震えた!本郷和人『東大生に教える日本史』で歴史が100倍面白くなった話
どうも、元社会科教師のなおじです。 「先生、日本史って暗記ばっかりでつまんないです」 教員時代、生徒たちからこんな声を何度聞いたことか。 そのたびに「いやいや、歴史は面白いんだよ」と説得しようとしても、どこか説得力に欠けていた自分がいました... -
『子どもの体験 学びと格差』を読んで感じたこと〜社会科教師35年の本音
書籍情報 項目内容タイトル子どもの体験 学びと格差 〜負の連鎖を断ち切るために〜著者おおたとしまさ出版社文芸春秋(文春新書)出版年2024年ジャンル教育・社会問題 この本との出会い〜青い表紙が語りかけてきた〜 こんにちは、こんばんは! 社会科教師... -
【書評】古代日本の「真実」!『六国史』で1300年前の宮廷ドラマ覗き見
こんにちは、なおじです! 歴史って「難しそう...」って思ってませんか? でも実は、古代の宮廷って現代のテレビドラマ顔負けの人間ドラマが満載だったんです。 今日は、そんな古代日本の「リアル」が詰まった一冊をご紹介します! 📚 基本情報 項目内容タ... -
📚 白井俊『世界の教育はどこへ向かうか』書評 – 教育の未来が見える
どうも、書評ブロガーの「なおじ」です。 最近、子どもたちの教育について考えることが多くなりました。 新聞を開けば「主体性」だの「探究学習」だの、なんだか小難しい言葉が踊っています。 でも正直なところ、これらの言葉の本当の意味を理解している人... -
荘園とは何か?|日本中世の土地制度の全体像と歴史的意味・意義
日本の古代から中世にかけて約800年間続いた「荘園」は、日本の社会・経済・政治構造を形作った重要な土地制度でした。 8世紀に誕生し16世紀まで続いたこの制度は、貴族や寺社が国家から領有を認められた私的な土地であり、中世日本の権力構造の基盤となり... -
【中公新書】『日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで』|書評
結論:あなたが学校で覚えた日本史の「常識」、実はもう古いかもしれません。 「鎌倉時代は『いい国つくろう』の1192年に始まる」という私たちが学校で習った日本史の常識が、 実は最新の研究では主流ではなくなっていることをご存知でしょうか? 日本史の... -
【書評】「神道とは何か 神と仏の日本史 」神道の本質に迫る歴史的探求
「神道とは何か」――この問いかけは一見シンプルでありながら、実は極めて複雑な歴史と思想の探求へと私たちを導く。 伊藤聡氏による『神道とは何か 神と仏の日本史 増補版』(中公新書)は、 この問いに正面から向き合い、日本における「神道」の歴史的形...